キル フェ ボン

トマトらしい
香りが良い形で
活きています

四季折々のフルーツをたっぷりと使ったタルト専門店。「キル フェ ボン」とは、フランス語で“なんていい陽気なんだろう!”という意味。
店内に入った瞬間からタルトを選ぶ時間、味わう時間まで、ずっとワクワク温かい気持ちでいてほしい、キルフェボンのタルトで幸せな気持ちになってほしいという想いが店内の隅々まで込められています。

製造事業本部
商品開発 マネージャー
加藤洋平様に
お話を伺いました

OSMICトマトを取り扱って
いただいた理由を
教えてください。

|加藤様|6月からスタートした夏メニューにおいてトマトのタルトを販売することになったのがきっかけです。
OSMICトマトは以前から購買の担当者に紹介されてはいたものの、キルフェボンといえばフルーツタルトのイメージが強く、『トマト(野菜)のタルト』という見え方になると、万人受けしにくい印象もあって、通常メニューでの販売までには至りませんでした。

今回のメニュー開発のタイミングで改めてOSMICトマトを試食しましたが、やはり驚くような圧倒的な甘さが印象的でした。さらに、加工のしやすさも大きなポイントとなりました。
通常のトマトは皮むきや種取りといった下処理が大変なのですが、OSMICトマトはミニトマトということもあり、カットしてそのまま使えストレスがありませんでした。
試作の段階からも美味しさと製造のしやすさは好評で、とんとん拍子に決まりました。

OSMICトマトをタルトに
使うことで意識した
ことはありますか?

|加藤様|あくまで『トマトのタルト』として販売するため、甘すぎず、ほどよい酸味を感じられる、トマトらしいバランスを残すことが大事だと考えました。
ただ、キルフェボンはフルーツタルト専門店なので、基本的には“フルーツ”を使うことがほとんどです。その中でも今回のタルトはトマトという“野菜”でありながら、食べると“フルーツ”のように感じられることが大きな特徴になりました。

OSMICトマトは、甘さだけでなく、ほどよい酸味や香りもありながら、青臭さのようなネガティブな印象がありません。むしろ香りがトマトらしさとして良い形で活きている点も魅力的です。

また、通常のタルト生地にはある程度の甘みがあるので、そのまま組み合わせると味の距離があるように感じました。そこで生地にもトマトを加えることで、タルト全体で「トマトがしっかりとまとまって感じられる」一体感ある仕上がりを目指しました。

販売頂いている店舗から
お客様の声を伺いました

店舗の声 OSMICのフルーツトマトをご存知のお客様がすでに多くご来店いただいております。特にグランメゾン銀座店は、OSMIC FIRST GINZA SIX 店とも距離が近く、フルーツトマトを購入したその足でタルトもお買い求めいただくようなお客様も。
また、お子様がOSMICトマトをとても気に入っており、サプライズのお誕生日ケーキとして購入したいと、横浜から足を運んでくださったお客様がいらしたことも印象的でした。

OSMICトマト自体の甘さやフルーティーさが、クリーム・生地どちらとも相性が良いとご好評いただいており、お客様からのみならず、キルフェボンスタッフからの人気も非常に高いタルトです。

ラインナップ

取材を終えて

野球で鍛えられたという“途中で諦めない気持ち”を胸に、調理師学校からフランスでの修行や著名な洋菓子店と、実直に販売~製造へとキャリアを積み重ねてきた加藤様。
さまざまな立場や視点を大切にしながら生み出されるタルトは、お客様が持ち帰る際への工夫や、店舗での取扱いやすさといった、加藤様ならではの経験も豊富に活きています。
素材や工程へのこだわりはもちろん、スタッフとのつながりやお客様への想いを、インタビューを通じて強く感じました。

また、当社からOSMICトマトの特徴や可能性をご紹介する中で、加藤様が目を輝かせながらさまざまなイメージを膨らませていた姿も、インタビューを通じてとても印象的でした。