OSMICトマトを知った
きっかけを教えてください
|北島様|以前に勤めていたお店で取り扱いがあり、そこで初めて知りました。口にしてまず一番印象に残ったのが、甘みがあることと皮が薄いという点。通常、糖度が高いトマトは皮が厚いイメージがありましたが、皮が薄くてスッと食べられることは特に印象深かったです。
他の味を全く
邪魔しない
でも存在感がある
香川産のフレッシュキャビアと、厳選した旬の食材を用いたフランス料理を、希少なシャンパーニュやワインと共に楽しんでいただける、フレンチレストラン&バー。
ウォールナットの壁に囲まれた店内は100年前のヨーロッパの邸宅を思わせる設え。1899年のオルゴールをはじめ、フランスのセーブル、ドイツのKPMなど最高級かつ貴重な食器が揃っています。
オーダーメイドで作られたアンティークなデザインのソファのテーブル席に座れば、まるで古い映画のワンシーンに入り込んでしまったような、非日常的な雰囲気に浸ることができます。
|北島様|以前に勤めていたお店で取り扱いがあり、そこで初めて知りました。口にしてまず一番印象に残ったのが、甘みがあることと皮が薄いという点。通常、糖度が高いトマトは皮が厚いイメージがありましたが、皮が薄くてスッと食べられることは特に印象深かったです。
|北島様|17℃ では、ジュレを作るトマトとして冷凍のオスミックトマトを採用しています。どんな食材とも相性が良く、他のトマトで作るより遥かに美味しくなるので取り扱いを始めました。
よくある作り方は生のまま細かく刻んで濾しますが、私は一度火にかけてから調理します。青臭さがなくなり、良い塩梅の酸味が顔を出します。オスミックトマトで作ったジュレは他の味を全く邪魔しない、でも存在感があるみたいなイメージに仕上がります。
|北島様|まず良いだろうなと思いました。実際に味見しながらいろいろ試してみましたが、単純に生キャビアとオスミックトマトを合わせて食べてみただけでも、普通に合うなと笑。
すでにオスミックトマトを使った料理は、お客様への提供も始めていますが、美味しさはかなり浸透している印象です。料理の説明をしている際にも「ここのトマト美味しいよね」という形でよく反応をいただくことが多いです。
店内の壁や椅子、テーブルなど調度品からも長い歴史を感じる、La maison du caviar 17℃。器やカトラリーももちろん、盛り付けられた料理からも品を感じます。
北島様の描く瀬戸内キャビアを活かした一皿はどれも美しく。味のベースとなる部分は、空間の雰囲気とマッチしたクラシックなフレンチの技法を忠実に守ったお墨付きの味わい。それでいながら素材に対しては柔軟な考えで向かう独自性も感じ、食事の愉しさを再発見させてくれるような美味しさを味わうことができる一店です。