美味しいトマトづくりは土を作ることからはじまります。
原材料は、米ぬか、蟹殻、牡蠣殻など自然由来の有機物のみ。約半年間発酵させ、土の中の微生物を極限まで増やします。
このように、美味しさのもととなる栄養素を多く含んだ、特別な土を生み出しています。

自然界に近い環境となることでトマトの糖度・食味品質の向上が研究により判明。そのため交配にはマルハナバチによる受粉を採用しています。
また、私たちのビニールハウスでは、トマトの栽培に最も適していると言われている、高原の環境を再現できるよう工夫がなされています。
熟練した職員による管理で、24時間365日最適な環境を維持。一年を通して品質の高いトマトを提供できる仕組みを構築しています。

一般的なフルーツトマトは水を与えず栽培することで、実を収縮させ糖度を上昇させます。しかしオスミックのフルーツミニトマトは、特別な土・栽培環境により糖度を上昇させているため、トマトがストレスにさらされる栽培方法に頼る必要がありません。しっかりと水を与えて栽培することにより、瑞々しいフルーツのような食感を実現しています。

しっかりと栄養を蓄えトマトが色づき、完全に成熟するまで収穫を行いません。これによりほとんどの個体で糖度がしっかりと増し、甘さをお約束することができます。

ここまでこだわっていてもトマトは生鮮食品。形や美味しさには個体差が生じます。
そこで、私たちは収穫したすべてのトマトに対して、ひとつひとつ糖度計測して丁寧に箱詰め。万全を期して出荷いたします。

素材となるオスミックトマトは、冷凍したものを使用。
凍っていく中でトマトの細胞壁が破れて、解凍時には旨み成分であるグルタミン酸がたっぷりと流れ出します。

オスミックトマトの美味しさを余すことなくお届けするため、わずかな部分のみを取り除いて、ゆっくりと水蒸気釜で煮詰めます。
形がなくなるまで煮詰め、うらごしして、不要な部分を取り除いてなめらかにします。

うらごしの後には、職人が釜に付き切りでさらに２時間以上煮詰めます。糖度が高いため温度調整が肝心。
適度なとろみになったところで、糖度を測定。規定の糖度以上であることが確認できれば、特別な“フルーツトマトジュース”の完成です。

オスミックファーストのジュースで最も糖度の高い、糖度18を誇るグランドクイーン フルーツトマトジュース。
火入れ時間だけでも計48時間に上る、より特別な製法を採用することで、かつてないフルーティな甘みに、なめらかな喉ごしと絶妙な余韻を実現した、格別な味わいの逸品です。